2018年8月16日 更新

IWCの魅力に迫る、シャフハウゼンで生まれる名機達

IWC、最近じわりと人気が上昇している感じがするIWC。その理由は一貫したフィロソフィーであると私は思います。今日はその魅力を調べていきます。

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ここ数年間、IWCに勢いを感じます。
僕が時計に興味を持ち出し約20数年、初めてこのブランドを知った時、他のスイスブランドの時計とは少し趣が異なる印象を持っていました。
その理由と魅力を僕目線と2009年の雑誌クロノス日本版に掲載されていたIWC関係者のインタビュー記事を引用して、迫ります。
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全てはシャフハウゼンから生まれる

このブランドを語る時真っ先に出てくる地名、「シャフハウゼン」スイス北東部に位置するこの州都の言語はドイツ語圏です。
どことなくドイツの雰囲気があるこのブランド、他の時計ブランドとは少し異なる場所に社屋を構えています。
スイス時計の中心部は大都市ジュネーヴを持つレマン湖周辺のいわゆる【フランス語圏】や【ジュウ渓谷】です。シャフハウゼンは距離にして約290キロ、車で約3時間半の地です。当時のジュネーヴ時計に関わる人達はこのIWCの設立を懐疑的に見ていたそうです。しかし、この離れた土地こそ、スイス時計らしさをあまり感じさせない、理由になっている気がします。
IWCは創業時のアメリカ人時計師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが付けたInternational watch companyの頭文字3文字を取り現在のブランド名になっています。
彼はこの地にある、優秀な時計職人達とライン川の水流を駆動力として利用できることで「シャウハウゼン」を選んだのです。
そしてグローバル企業になってもIWCはこの創業の地を離れない。
現在ここにアッセンブル、リペアといった全ての【マニュファクチュアルー部門】と【ヘッドクオーター】は一貫してこの地にあるのです。
River Rhine waterfall, Rhei...

River Rhine waterfall, Rheinfall with Rainbow, canton Schaffhausen, Switzerland

「ヨーロッパ最大の滝」である「ラインの滝」、この場所から上流にIWCは工場と本社を構えています。
ヨーロッパらしい古い町並みが残る、この地は時計づくりにはぴったりの街なのでしょう。
しかし、約150年に渡りこの地からファインウォッチをつくり続けてきたIWCも全てが順調だった訳ではありません。

天国から地獄、1973年から1974年

のイラストレーションの危機コンセプトに、ビジネスマンに...

のイラストレーションの危機コンセプトに、ビジネスマンにパニック

1973年に約5万4000本のセールスを記録して絶頂期にいたIWCに翌年危機が訪れます。そうクオーツショック+スイスフラン高騰による破滅的危機です。かつて同社で販売担当副社長であった、アンネ・A・パントリ氏は雑誌クロノスの2009年のインタビューで、従業員の解雇と在庫の処分で世界中を駆け巡ったと語っています。
しかし負の連鎖は止まらず、1974年以降も危機は続いた。最悪従業員を25人まで減らして懐中時計に専念するアイディアもあったそうです。
そんな矢先にポルシェデザインとの連携を開始、また78年にはドイツ計器メーカーの【VDOシェアリング】が資本参加、危機は収束に向かいました。

1985年のダ・ヴィンチの成功

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