2017年2月3日 更新

30代ロレックス入門 ロレックスをオーバーホールする方法

30代ロレックス入門として、オーバーホールをどこに出すべきかをお伝えしていきます。安心感をとるか、費用面をとるか。そしてどんな工房をえらべばいいのかを解説します。

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ロレックスをはじめとした機械式腕時計

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ロレックスをはじめとした機械式高級時計は、ゼンマイや歯車をはじめ無数のパーツが組み合わさる事で正確な時を刻んでいます。
パーツ同士の噛み合わせを円滑にしてくれるのは、ムーブメント内部に注油される潤滑油の存在があるからです。
潤滑油は、部品の滑らかな稼働を支えるだけでなく、摩耗からもパーツを守ってくれる重要な働きをしています。

オーバーホールの必要性

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故障・不具合が出てからオーバーホールに出す方もいらっしゃると思いますが、どんなに調子がいい時計でも、内部で「潤滑油」は経年・使用により劣化、硬化しています。

前述しましたが、潤滑油はパーツの稼働・摩耗を支える重要な役割を担っています。
定期的なオーバーホールがオススメされるのは、点検、部品交換はもちろんですが、この潤滑油を新鮮なものに交換するという意味もあります。
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車のオイル交換と考え方は同じです。
ただ、車の場合は、オイルだけを簡単に交換する事ができますが、腕時計の場合は一度分解し、古い油を洗浄する所から始まります。

その為、手間・時間が掛る分費用はそれなりにしますが、OHを怠って部品交換など+αが発生すると、部品代金など余計に掛かりますので、私は4年~5年での定期的なオーバーホールをオススメしています。

具体的にオーバーホールって何をするの?

オーバーホールの一連の流れは
①分解

②洗浄

③ケース・ブレス研磨

④組立(注油)

⑤精度調整

といった流れで行われます。
注油などは、場所によって量を調整したり、種類を使い分ける必要がある作業です。
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ムーブメント分解
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分解で取り外した文字盤は汚れが付着しないようしっかりカバーします。

余談ですが、指紋などが黒文字盤につくと取れません(取りにくくなります)
黒文字盤をオーバーホールに出して戻ってきた際は、しっかりと指紋や汚れが付着していないか確認してください。
一度気になるとずっと目についてしまいますから。。。
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バラしたパーツはカゴに入れて、超音波洗浄機でしっかりと洗浄し汚れを落とします。
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超音波洗浄機

オーバーホールはどこですればいい?

ロレックスをオーバーホールするには、大きく分けて2種類の方法があります。
1つ目は、メーカーにオーバーホールをお願いする方法
2つ目は、時計修理工房にお願いする方法です。

①メーカー(日本ロレックス)に修理をお願いする。

日本ロレックスへオーバーホールを行うには、
・サービスセンターに直接持ち込む。
・サービスセンターに郵送する。
※サービスセンターへ問い合わせると郵送キットを発送してくれます。
・正規販売店や百貨店へお願いする。
※手数料が掛かる場合があります。

上記の3点の方法があります。

メーカーにオーバーホールをお願いする「メリット」

ロレックスをはじめ、メーカーが行うオーバーホールでの交換パーツは全て『純正パーツ』でので、社外品などが使用される心配がありません。

メーカーメンテナンスによる安心感も魅力です。

メーカーにオーバーホールをお願いする「デメリット」

オーバーホールに掛かる基本料金が高めに設定されています。
※パッキン交換・ケース研磨は基本料金に含まれます

ロレックスは、オーバーホールで時計のコンディションを最良の状態に保とうとします。
その為、リューズや針などの部品交換も必須とされる事もあり、総額で10万円を超える事もザラにあります。
基本的には、最良の状態をキープしてくれるが、融通が利きにくいのが日本ロレックスのオーバーホールといったイメージです。
※担当者によっては、「リューズ交換は次回に」と言ってくれたりもします。

参考までに、日本ロレックスにデイトナ Ref:116520をオーバーホールに出した明細がこちらです。
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デイトナのオーバーホール基本料金は、6万円ですが、
リューズ・プッシャー・チューブ交換の部品代で4万円程プラスされています。

この料金をどう考えるかが、日本ロレックスを利用するかしないかのポイントの一つだと個人的には思います。

②時計修理工房へお願いする場合

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