2017年5月31日 更新

2017年のロレックストレンドモデルと直近4年間のトレンド解説【ロレックス現代史】

2013年のドル高による円安相場がスタートしてから毎年トレンドなる主役モデルを変えながら上昇を続けているロレックス相場、2017年に至るまでのトレンドと今年のトレンドを見ていこうと思います。ファッションの様にロレックスのトレンドも移り変わっていくものなのです。

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トレンド

トレンド。

トレンド。

流行。
潮流。
流行りにのるというのも面白いもので、ファッションや食べ物の様にロレックスにも流行が存在しています。

2016年は食べ物で言えばパクチーが流行りましたね。ファッションで言えば今までの細身のスタイルから大きめのトップスを敢えて選ぶオーバーサイズが流行しました。


ではロレックスのトレンドとは?という事で2013年からのロレックスのトレンドを振り返っていきたいと思います。

2013年のトレンド 新たなベストセラー

2013年からのロレックスといえば毎年トレンドモデルを変えながら緩やかに上昇相場を続けて来ました。

2013年の米国の景気回復と2012年年末に誕生した自民党安倍政権による円安相場の形成こそが上昇相場のスタートである。
しかし2013年にはそれ以外にも上昇相場を形成する要因がありました。
2013年のバーゼルモデル。

2013年のバーゼルモデル。

近年でも稀に見る当たり年。
2013年はバーゼルワールドで発表されたロレックスのスポーツモデルが軒並み高評価だったことも国内ユーザーに活気を持たせる結果になりました。
ヨットマスターIIのステンレスモデルは今までシードゥエラーディープシーしか無かった大型ロレックスを求めるユーザーへの新たな選択肢となりましたし、


デイトナ116506は発売されるなりキムタクをはじめとした著名人から所謂高額時計を愛するセレブリティユーザーにまで爆売れでしたね。700万円オーバーなのに関係なしの売れ行きでした。
でも1番のヒットモデル、そう「トレンドモデル」はこれでしたよね。
116710BLNR

116710BLNR

新たなベストセラーの誕生。
ロレックスの2013年のトレンドモデルと言えば間違いなく



116710BLNRで決まりだと思います。
登場以来定価以下で販売されていた記憶はほとんどありません。

やはりロレックスのカラーリングベゼルモデルは強いと再認識させてくれたのがこのGMTマスターII青黒ベゼルでした。

発売当初に着けている人は本当に目立ってましたね〜
ロレックスのトレンドモデルの特徴ですが、人気がある間は供給不足が慢性的に続きますので需要と供給の関係が如実に価格に転嫁されます。

簡単に言うと「どんどん値上がりする」という事です。
面白いことに毎年腕時計を買い換えているのにトレンドモデルのロレックスを買い続けている人って全くお金を使っていなかったりします。


流行りそうなロレックスを先に買って、買った値段より高く買取してもらえるときに次のトレンドモデルに買い換える。
腕時計を買い換えているのにお金をほとんど使っていない。という謎現象が起きたりしますね。

まさにロレックスという腕時計の趣味の醍醐味でもあります。
トレンドを押さえておけば飽き性な男性でも毎シーズンいろいろなロレックスを着けて遊ぶことも出来てしまいます。
さてそれでは2014年以降のトレンドも見ていきましょう。

2014年のトレンド 世界が青ブーム

116400GV ZBER

116400GV ZBER

青文字盤の逆襲。
2014年のバーゼルは2013年の当たり年と比較すると「まぁ地味」というのが総評でしょう。


2014年のバーゼルワールドから顕著に文字盤の青いモデルが腕時計業界全体のトレンドになって参ります。
以前は黒文字盤と白文字盤に比べて一歩劣る印象があった青い文字盤ですが、近年では青もスタンダードカラーとしてラインナップするブランドも増えましたので市民権を得たと言えるでしょう。
そしてロレックスにも意外な形で青文字盤が登場します。それがミルガウス116400GV ZBERですね。

2007年に復活を果たしたものの当初にプレミア価格を付けすぎた為に大暴落をしたロレックスとして有名なミルガウス、150万円で116400GV買った人もいたとかナントカ。
その後落ち着いていたミルガウス市場に突如青文字盤が投入されたのである。

ただでさえアクの強いオレンジの針に青文字盤というロレックスらしからぬチョイス。
しかしながらアブノーマルな腕時計を好む個性派層から支持され販売開始当初には並行輸入店から正規販売店まで売り切れラッシュが続きました。
しかしミルガウス 116400GV ZBERは爆発的なトレンドモデルと言うには勢いは弱く、定価を大幅に超えて取引されるモデルにはなりませんでした。
2014年には16600の正統後継機種であるシードゥエラー4000も発売されたのですが、定価が100万円オーバーという事とデザイン的な話題性の無さでこの時はまだ日の目を浴びることはありません。シードゥエラーの詳しい事は後半で書いていきます。
と言った具合で2014年は超人気モデルは不在のまま2013年の116710BLNRを主体としたGMTマスター高騰の流れが続いて行きます。
青黒ベゼルの影で。

青黒ベゼルの影で。

16710の2色ベゼルも売れてましたね。
2014年の影トレンドと言えばこのGMTマスター16710の2色ベゼルモデルでした。


おそらく箱、保証書付きの良個体をまともな値段で買えた最後の時代だと思います。2015年からは中国からの渡航ビザ緩和の影響もあって海外に16710は大量流失していきます。


私自身16710の赤×黒を使っておりましたが、2015年辺りから全く買う気がしない値段に突入していきました。2014年ぐらいまでにGMTマスターの2色ベゼルを確保出来ている人も的確にトレンドの波に乗れている方だと思います。


それでは次のページでは2015年以降の流れに参ります。
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