2017年9月18日 更新

【ミドルレンジが熱い!】ハミルトン カーキネイビー パイオニアクロノ H77706553 レビュー

時計業界が低迷する中、熱を帯びてきたのが実用的なミドルレンジの時計たち。 その中から、本日はアメリカ発祥でスイスメイドのハミルトンをレビューしていきます。 ご覧の方の中には、ハミルトンは”ETAポン”だから興味がないとおっしゃる方もいるかもしれません。私もそうでしたしね…。ただ、その先入観はもったいない!低価格でもハイクオリティ。ミドルレンジの魅力をごらんあれ!

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はじめに

こんにちは!ゆうきちです。
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本日はHAMILTONよりカーキネイビー パイオニア オートクロノを実機レビューします。レビューの前にこのモデルの簡単な紹介をします。
この時計、見た目はクラシックですがカーキシリーズにカテゴライズされていることからもお判りいただけるように軍用時計をモチーフとしています。その元になったのが「マリンクロノメーター」という船舶用特殊時計。
この船舶用特殊時計「マリンクロノメーター」は、船上で使用する大型時計の事を指します。(18世紀後半には高精度な時計の意で使われることもありました。)
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主な用途は、海上において経度を計算するという事で、港から出港する際にこの時計の時刻をグリニッジ標準時に合わせ、太陽や特定の星がグリニッジ子午線を通過する時刻を1年分表記した資料と照らし合わせることで、現在どの位置にいるかを算出していたらしいです・・・。。
一つ言えるのは、この時計が船員たちの生死にかかわる重要な物だったということ。しかし、当時は電波時計やクオーツは存在しませんから、精度の高い時計機械式時計である必要があったと言えます。
もちろんそれ以前から多くのメーカーが製造を行っていたでしょうが、その中でも第二次世界大戦下に軍用として採用されるほどの信頼性を誇っていたのが“ハミルトン”でした。
実際、米軍海軍はハミルトン以外にも多くのメーカーに開発の打診をしたそうですが、採用に至ったのはハミルトンのマリンクロノメーターのみ。
その精度の高さとクオリティから後に、アメリカ海軍天文台に“Zero rate(特等級)”と称され、1943年には第二次世界大戦での功績をたたえ、アメリカ海軍から“E award”を授与された程でした。

実機レビュー

さて、この歴史的な時計にインスピレーションを受けた現行モデル「カーキ ネイビー パイオニア オートクロノ」が本日ご紹介する時計です!

HAMILTON/ハミルトン KHAKI NAVY Pioneer Auto Chrono (H77706553)

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@ゆうきち
さて、当時のマリンクロノメーターを現代に蘇らせたこの1本。まずはデザインから見てみましょう!
元になったマリンクロノメーターが船舶特殊時計だと知らなければ、“クラシック”なドレスウォッチと捉えられそうな端正なデザイン。
当時のデザインと同様、インデックスはアラビア数字を採用し高い視認性を確保。針は量産が不可能と言われるブルースチール針でヒストリカルなスペード型、ダイヤルはパウダー状の仕上げが施され上品な印象に仕上げられています。
非常に面白いのは“秒針がない”ということ。上下のインダイヤルは30分と12時間のクロノグラフ、最も長い針は60秒のクロノグラフ針となっています。デザインの為でしょうが、非常に良いバランスをですね。
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@ゆうきち
ムーブメントは最新クロノグラフムーブメントの「H-21」。
名機「バルジュー7750」を元にハミルトンが改良し、パワーリザーブを60時間に伸ばした傑作を搭載することで実用性も確保しています。
通常、クロノグラフはスポーティなデザインがほとんどです。
それは計測機械として使用されることを目的とし世に放たれたということが主な理由でしょうが、このクラシックかつトラディショナルなクロノグラフは、スーツスタイルにもカジュアルにも合わせていただけるオールラウンドな時計として活躍してくれる事間違いありません!
さらに、マリンクロノメーターの意匠を受け継ぐ時計ですからね。男性としてはたまらない“語れる腕時計”という点も魅力の一つですね!
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@ゆうきち
個人的にデザインはかなり好きなんですが、、ケースサイズが44㎜となかなか大きい。日本人の腕には大きすぎるのが難点ですね…。実際、私の手首にはあいませんでした・・・。
ちなみに今回ご紹介したのはクロノグラフモデルですが、スモールセコンドのタイプや中三針のタイプもあります!サイズ感もそれぞれ異なるので自分にあうサイズで選ぶことをおすすめします!
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