2016年12月5日 更新

オメガ スピードマスター プロフェッショナル プラ風防だからカッコイイのだ!!

定番中の定番として定着しているオメガ スピードマスター 1957年~現在まで続いているロングセラーモデル。 当たり前、見慣れ過ぎていて忘れがちな スピードマスターについて教えてやるよ!!

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『ムーンウォッチ』 オメガスピードマスター

gettyimages (87399)

『ムーンウォッチ』として圧倒的な知名度を誇る オメガスピードマスター

ムーンウォッチ その名の通り月に行った時計ということ。
スピードマスターが月に行ったのは、1969年のアポロ11号にて。

月に行ったのは1969年だが、実はそれよりも前、1962年にスピードマスターは『宇宙』へ行き、宇宙空間で正常に動作している。
驚くべきは、使用されたスピードマスターが宇宙での使用を前提にチューンされたものでなく、市販されていたノーマルのスピードマスターであった事だ。

我々が何気なく使用しているノーマルモデルで宇宙へ旅立ち、無事に動作して帰還するタフさ。
最高に興奮する。
gettyimages (87172)

宇宙空間、船外活動において宇宙飛行士は『宇宙服』によって身を守る。
腕時計は宇宙服の上に巻かれる。つまりノーガードのムキ出し。

太陽光線を直に浴びる事による急激な温度差、それにより発生する金属の膨張・縮小、圧力の変化など、過酷な環境に耐えうる頑強さと、正確に動作する精密さを兼ね備えた腕時計。
それがオメガスピードマスター。

『ムーンウォッチ』というのは、唯月に行った時計というだけでなく、環境の変化も跳ね返し、1秒が生死を分ける事のある宇宙空間で、宇宙飛行をサポートした相棒であったという称号。
TIMEPIECE 오메가 스피드마스터(1957~ ) (87611)

宇宙服の上から装着する為、長いストラップが使用される
ダイビング用のナイロンストラップの長いバージョンといったイメージ

NASAによるムーウォッチ選抜は1964年

thinkstock (87171)

ムーンウォッチ選抜の為に、NASAが正式にウォッチメーカーへ依頼したのは、1964年

10社依頼し、最終検査まで残ったのは、オメガ・ロレックス・ロンジンの3社
NASAによる品質検査の全てに合格したのは『スピードマスター』だけ。

最終検査を突破したのはスピードマスターだけという事実。
完成度の高さが伺える。
※ベースとなったレールマスター・シーマスターのノウハウが強かったというのもあるだろうから、スピードマスターの成果だけでなく、オメガの勝利ともいえる。
品質検査を突破し、NASAの飛行認定資格を有する腕時計になったスピードマスターだが、品質検査を受けたのは、前述した通りノーマルモデル。
※これは検査までに、オメガが特別仕様を用意できなかったなど諸説ある。

参考:NASAのチェック項目

高温、低温、気圧、湿度、酸素、衝撃、加速度、減圧、高圧、振動、ノイズ

品質検査をパスしたのはこのモデル

ST1050003

Omega Ref. ST 105003-65 graceful-watches.com (87445)

製造期間:1963年~66年
Cal:321搭載(手巻き)
ステンレススチール
プラスチック風防
レールマスターの堅牢性、シーマスターの防水性を基に開発されたスピードマスター
その第3世代にあたる、ST1050003がNASA飛行認定資格を有する『ムーンウォッチ』である。

もちろん地上で使用される事を前提に開発されたモデルである。主にモータースポーツなど精密な計測を必要とするプロの現場を想定している。

宇宙空間にも対応できるとは、当時想像すらされていなかったハズの『宇宙規格』

余談になるが、4世代以降ラグの形状が現行品に近い形に切り替わる。

ロレックスがNASA検査を受けたのはこの時計!?

ロレックス「全歴代デイトナ愛蔵ファイル」Ref.6238から新型デイトナRef.116500LNまで【完全網羅】 - 時計怪獣 WatchMonster|腕時計情報メディア (87580)

宇宙開発が盛んな時代に誕生したRef:6239
1963年に誕生し、宇宙の名を冠した『コスモグラフ』の表記が文字盤に刻まれる。

1962年にスピードマスターが宇宙に行っているので、俺らも負けてないぜ!!といった意味合いで入ったのかなとも邪推した時期もあった。

NASAのテストが実施されたのが1964年という事を考えると、このモデルが検査を受けた可能性は高いのではなかろうか。

謎モデル Ref6240

Rolex watch: The 6240 S/S 'Oyster Cosmograph' with Chocolate Dial  Ref. 6240 (87587)

製造時期は1960年半ば~とされているRef:6240
搭載ムーブメントも、Ref:6329と同様

違いはプッシャーがスクリューロックになっている点にある。

防水性が確保されたデイトナ サードモデルは1970年代に発売されている為、このモデルだけ1960年代に何故か防水性能が確保されていることになる。
※1960年後半のセカンドモデルにもスクリューロックの搭載はなし。
thinkstock (87660)

ここからは私の想像。
このRef:6240こそがNASAの検査の為に製造されたモデルなのではないかと思う。
前述したが、NASAの検査は過酷な環境での動作を見るもので、高温、低温、気圧、湿度、酸素、衝撃、加速度、減圧、高圧、振動、ノイズの11項目からなる。

過酷な検査を受ける前提で、ケースの『気密性』を確保する為にスクリューロックが搭載されたのだとすれば、このRef:6240は謎の〈モデルではなく、ロレックスが宇宙を目指したロレックスのクロノグラフという事になる。
※スピードマスターはOリングが使用され、気密性が確保されている。シーマスターのノウハウの球魔物だろう。
※実際に宇宙でクロノグラフが必要な場面で、スクリューロックを解除する「1動作」に掛かる時間のロス、宇宙服の上からの操作性など色々思うところはあるのだが、Ref:6240はロレックスの宇宙仕様というのはどうだろうか。

完成されたクロノグラフムーブメント キャリバー321

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