2017年3月11日 更新

【時計雑誌を読み返す 8】幻のロレックス オイスターゼログラフって何?

ロレックスの激レアスポーツモデルを徹底的に調査、特集している今回の時計Begin。結果、発掘されたのがロレックス オイスターゼログラフ。皆さんはこの名を聞いたことがあるでしょうか。おそらく、世界に数本しか存在しないであろう究極のレアモデル、ゼログラフに迫ります。

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君はロレックス ゼログラフを知っているか

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ロレックスオイスター ゼログラフ イメージ
昔の時計雑誌を読み返すシリーズ、今回も時計Beginの前身の「おいしい時計まるかじり Vol.9」を読み返して、昔を懐かしもうと思います。
前回と同じく、時は1997年、8月号の別冊になりますが、この年は前回も書いたようにそれほど大きな出来事もなく比較的平和な年だったようですね。
ざっと調べて見ても、あまりピンとくる出来事もなく、個人的にも印象の薄い年だったと思います。
さて本の方に話を戻しますと、時計Begin(正確には時計Beginではないけど)も9冊目となったこの号では、まずスポーツロレックスの元祖と言われる「ゼログラフ」が表紙を飾っております。

スポーツロレックスの中でも幻

「ゼログラフ」ってご存知ですか?アンティーク時計に詳しい人でも、そうそうお目にかかったことはないと思います。
私も実物は見たことがありません。それどころかこの号で表紙にあったから知っているだけで、これ以外では雑誌等、他の媒体でもあまり見た記憶がないかもしれません。
記事によると、1942年頃に製造されたオイスターの特注モデルだそうで、1つのリファレンスナンバーに1本、ないし数本しか作られていなそうです。究極のレアモデルですね。
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1945年 最初のデイトジャスト
2時の位置にあるプッシュボタンの3つの操作だけで、通常の秒針をクロノグラフに使うというもので、現代の時計にもなかなか見かけない機構ですね。
普通に押せば秒針が止まり、強く押せば秒針が12時の位置にリセットされ、指を離せば動き出すという仕組みのようです。

スポーツロレックスの絶対レア度

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1,180,000 円
このゼログラフを筆頭に、この号では「スポーツロレックスの絶対レア度」と銘打って、デイトナ、エクスプローラⅠとⅡ、サブマリーナ、GMTマスターの大特集を組んでおります。
今となっては、少し怪しげなモデルもありますが、当時からずっと変わらず、現在でも人気のロレックススポーツモデルは、本当に化け物ですね。20年前の話ですよ。

違うのは値段だけという・・・。ただ、今から見ると信じられないくらい安く感じるのに、当時はそれでも高いなぁと思っていたのは不思議な話です。

おそらく、現行モデルがさらに安かったからでしょうかね。
ロレックスの歴史: 1971 -1992 (115912)

エクスプローラⅡ 1970年代
また、この号では、ロレックスの特集として他にも、バブルバックをかなり推しています。

とはいえ、1997年頃の話だから、ざっと思い起こしてみても、この仕掛けは不発に終わったように思いますね。

もちろん、一部のマニアには絶大な支持を得ているモデルでしょうが、かなり詳しい人じゃない限り、手を出すにはリスクが高いかなといった感じです。

鳴りもの専?

2358-3631-55B | Blancpain (115893)

ブランパン コンプリケーション
記事で特に面白かったのは、この号から始まった「時計病棟666号室」という相談コーナー。ドクターKと呼ばれる業界に詳しい人物が色々な時計の悩みに答えていくというもので、これがなかなか面白いのです。
この号では第一話 「鳴りもの専」と称して、リピーターものやアラームものなど音を出す時計を専門に集めている人のことについて書かれています。

紹介されている時計は、パティックのキャリバー89(4億5千万円)、ブランパンの1735(約1億円)といった雲上系のものから、ジャガー・ルクルトのレベルソミニッツリピーター(リーズナブルだそうで、それでも当時850万円)まで言及されています。
レベルソ・ミニッツリピーター・リドー 2353520 | ジャガー・ルクルト (115898)

こちらは現行のレベルソ ミニッツリピーター
ミニッツリピーターはなかなか実物を見られる機会がないですが、一度だけIWCのミニッツリピーターを見せていただいたことがあります。

欲しいなんて発想にならないくらい高価な時計で、時計というよりは芸術作品ですね。
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IWC ポルトギーゼ ミニッツリピーター
また以前テレビの通販番組でなんとこのブランパンの1735を紹介していたんですよね。価格は確か9000万円だったと思うのですが、そんな時計電話一本で買う人なんているのかな。

受注生産だったかもしれないけど。おそらく注文の時点で何千万か支払わないとだめでしょうね。
アラーム系は、定番のルクルトのメモボックス、レビュートーメンのクリケットに加えて、オメガのメモマチック、ウィットナーのアラームの名前が挙がっています。
ルクルトのメモボックスは今でもラインナップにありますね。音を聞かせてもらったことがあるのですが、ジリジリジリジリィ~ってなかなか趣のある音色です。

でも、あれで目が覚めるのかな・・・。個人的には、マスターコンプレッサーメモボックスが好きだったのですが、今はラインナップにありませんね。
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現行 メモボックス ¥1,080,000
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