2018年2月28日 更新

トケマー以外で安く機械式時計を買う方法は?アウトレット、掘り出し物ブランドはこれだ!

スイス製機械式時計の予算は有名ブランドだと新品で40万を超える時計がほとんどです。憧れのROLEXスポーツモデルは50万オーバーが当たり前。高騰を続ける時計価格に待ったをかけたい私GOROが徹底調査した方法は?

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ブライトリング、タグホイヤー、TISSOTはアウトレットがある

@goro

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私事ですが、前回の記事でも一部書きましたが、2月19日にりんくうプレミアムアウトレットモールに行ってきました。関西国際空港が海の向こう側に見えるロケーション、2つのエリアに分かれて、歩道橋で結ばれたショッピングエリアには様々なブランドが軒を連ねています。
平日の月曜日に休みだった事で家族で3人で買い物に行き、【個人行動タイム】にTAGHEUERのショップに立ち寄りました。
私の過去記事でも現行ブランドの価格の高さは最近気になっていて、特にRolexの価格上昇は尋常では無いペースだと思います。
しかし初めてりんくうのタグホイヤーに寄って時計を手にしてから少し考えが変わりました。
アウトレットではメーカー直営店のため、アフターケアなどは通常の商品と同じサービスが受けられます。
価格は当然アウトレットプライス。これは使わない手はありません。
関西圏ではTAGHEUER、TISSOT、BRIETLINGがアウトレットモールに出店しています。
いずれも個性的なウォッチを世に送り出している【SWISS MADE】のブランドです。

TAGHEUERはアウトレットも積極的に展開

TAGHEUERは直営店出店などの積極的な展開をしているブランドの一つです。
私の記事の中でも書きましたが、若い世代へのブランド浸透にも積極的です。これまでTAGHEUERを支えてきた我々【50代オッさん】世代より下の年代のハリウッド俳優やスポーツアスリートへのサポートやアンバサダー活動を通じて浸透を試みています。
タグホイヤーの企業経営に感じる事は『伝統に縛られない』と『新しい事へのチャレンジ』を感じます。
例えばこのブランドのフォーミュラEへのサポートがそれに当たります。
伝統的なフォーミュラ1(F1)では無くEへのサポートで企業の意識がわかります。
将来的にガソリン車は無くなり、全てエレクトリック(電力)によって車両が動く時代を迎えるために企業としての姿勢を示して、そのイメージづくりをする事が大切です。レースでの環境の配慮も重要である事は言うまでもありません。
TAGHEUERは一歩先を行くブランドイメージを時計を通じ、伝えている会社です。そして徐々にではありますが、時計も世の中に合わせて変わるべきと言っている気概が感じられるブランドです。
やはりこのブランドはアクアレーサーがいいですね。前回の記事ではブルーダイヤルをプッシュしましたが、ホワイトもこのブランドにしては変わりダネでおすすめです。
プレッシャーに負けるなが今シーズンのブランドスローガンで街中で良く見かけます。

実力あるブランドの見直し、時計ブランドを探す

今回りんくうプレミアムアウトレットモールの買い物での最大の発見はTISSOTでした。ブランド名は有名でしたが、僕自身はこれまで見向きもしないブランドでした。
これまで僕はRolexまたOMEGAなどの超有名ブランドばかりに目が行っており、堅実で実力のあるブランドを広く知る必要がある事を認識しました。
TISSOT製品のクオリティーの高さは本当に目をひきました。そして良心的なプライスが嬉しかったです。
アウトレットでは10万前後の機械式時計がゴロゴロしていまいした。もちろん全てSWISSMADEです。
1853年創業の歴史あるブランドで、会社の沿革から、主にアメリカ市場で人気のあるウォッチメーカーです。現在もNBAのクラブをサポートしたりと他のスイス時計ブランドとは異なるマーケットで強さを発揮しています。
OMEGAとは元々関係が深くニコラス・G・ハイエックのスワッチグループからの提案で1998年にグループの一員になり、現在はグループの重要なポジションを占めています。日本での人気もベスト20に入る人気で特筆すべき点は男女の人気に偏りが無い事です。
トケマー:ティソ T100.417.11.031 メンズ 白文字盤 クォーツ 未使用品 10082158 (185651)

またスポーツへのサポートも熱心で、前述のバスケ以外にも2輪モータースポーツ、自転車競技、スイス企業らしい山岳スポーツにも積極的にバックアップしています。
トケマーでも扱っているので、お買い得なブランドです。デザインがシンプルで飽きのこない物が多くあり、フォーマルなウェアとの相性が良いクラシカルなデザインが特徴です。
またスポーティーな物は『登山』をイメージする商品が多くあります。
このブランドのムーブメントはパワーリザーブが長く、最上位ムーブメント「パワーマティック80」はその名の通り、80時間駆動するムーブメントです。金曜日の夜時計を外しても、月曜日の朝までの余裕で動き続ける性能です。アウトレットでは10万を切るプライスで良質な時計が豊富に揃えていました。個人の感想としてはムーブメントの滑らかな動きが印象的なブランドでした。
The Stadtkirche bell tower,...

The Stadtkirche bell tower, Thun, Bern

またブランドロゴにスイス国旗を使用している点もこの会社の信頼の証しです。
通常スイス企業でブランドロゴに国旗使用を許されている企業は少なくそれだけ歴史ある伝統企業の代名詞といえます。あのRolexでも使用できていない国旗、私の知る限り時計ブランドではこのTISSOTとSWATCHだけです。

インデペンデンスブランドもコストに優れたブランドがある

M ・ A 文字または合併や買収のビジネス オフィスの...

M ・ A 文字または合併や買収のビジネス オフィスのワークステーションの平面図

アウトレット以外でも高品質で低価格のスイスブランドの時計が欲しい方へ、【知る人ぞ知る】的なブランドが『カトレックス』です。ラテン語の王を示すREXと創業時家の名前であるCATTINとの造語のブランドはクラフトマンシップに溢れたムーブメントを搭載しています。
クオーツショックのあった1980年代は時計メーカーにとっての暗黒時代でした。その後残ったブランドはOMEGAのswatchグループに代表される業界再編の動きの中、その多くはグループ化されて生き残りをかけます。
多くのブランドはグループ化で経営の合理化を進めて、部品の共通化や販売網の整備を進めていきます。
しかし、その流れに対して一部ブランドはそのアイデンティティを守るべく、グループに入らない経営努力をしてゆきます。
インデペンデンスブランドと呼ばれる独立系のブランドといえばROLEXです。
『カトレックス』(CATOREX)もインデペンデンスブランドとして、現CEO含めて6代に渡る一族経営を継続してゆきます。
カトレックス ヒストリー (185814)

ブランド設立は1858年のスイス時計産業の発祥地であるジュラ、しかしこれはあくまで法人登録年で、それ以前の1800年初頭より貴族向けに時計製造をスイスで始めています。
その後1900年初頭からは旧スイス国有鉄道のオフィシャルポケットウォッチに採用されています。その後しばらくはポケットウォッチメーカーとして実績を重ねてきて、スポット的に腕時計を製造していた記録が社内にはあると公式HPに書かれています。
鉄道時計は万国共通で正確さが求めれます。そのため高精度のムーブメントが必要で、カトレックスは実績を重ねて1980年代のクオーツショックの最中でも頑なにポケットウォッチ造りを継続して、精度の高い製品をスイス国有鉄道に納めてゆきます。
これも一族経営だからこそ可能で、多くのブランドが業界再編に動く中、カトレックスは我が道を貫き遂に2011年より本格的に腕時計のマーケットに参入してゆきます。
上の写真のモデル「シー・クロノトラディショナル・レザーバンドオートマチック 8169-2」はケース素材にはステンレススティール316L、風防にはサファイアクリスタル、シースルケースバックで10気圧防水で価格は僅か¥228,000+税という破格のプライスです。
素材的には ROLEXとほとんど変わらないレベルで強いて言えば ROLEXは904Lというクロム含有量が若干高いステンレスを使っている以外はほとんど変わらないレベルです。
デザインはシックで飽きの来ない、レトロな雰囲気を醸し出している製品で好感が持てます。

スイス機械式時計をもっとリーズナブルに

もちろんスイス時計の品質は ROLEXをはじめデザイン品質に優れた時計であることは紛れも無い事実です。
これだけの物に50万以上の価格は妥当だという意見も正論だと私も思います。
しかし、かつての ROLEXはAir-Kingのような低価格のラインナップもあったようにもう少し製品の見直しをしても良いと感じます。
今日紹介した3ブランドは近年のスイス時計の高騰に異議を感じて自社の価格を抑える展開をしています。
ブランド戦略も各社それぞれであり、価格の高いブランドがあっても良いとは思います。

また今回時計をじっくりと見て、手に取ったことでまた新たな発見がありました。
皆さんもたまには外出して、時計のウィンドウショッピングもして新たな時計を見つけてください。

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