2017年9月3日 更新

【時計雑誌を読み返す 16】ロレックス デイトナの歴史 エル・プリメロ特集

古い時計雑誌を読み返すシリーズ。今回は16回目になります。時は1999年秋。まさにミレニアム。懐かしいと感じる人はおられるのではないでしょうか。当時はロレックスのデイトナに自社製ムーブが搭載されるという噂で業界は賑やかでしたね。エル・プリメロも特集されていましたよ。

3,588 view お気に入り 0

覚えていますか?ミレニアム

 (161271)

久しぶりになってしまった、古い時計雑誌を読み直すシリーズ。
今回は第16回目になります。
ネタ元は、いつもの時計Beginのvol.17ですよ。
時計Beginは、専門的過ぎず、かといって、内容も軽すぎず、ちょうどいい感じの構成となっております。
現在も発売され続けているだけのことはありますね。
発行年月日は、1999年秋号となっておりますので、まさにミレニアムのあの時ですね、年代的に記憶のある人は。
前回にも書いたと思いますが、ミレニアムの年って、意外と何もなかったんですよね。
記憶に残るような大きな出来事が。
今一度、ざっと調べて見ましたが、おお、これがあったのがこの年なのね、みたいなのがいまいち見当たらないのでございます。
1999年自体がミレニアムと騒いでいた年だったので、それだけで十分なのかもしれませんね。

パネライ 限定クロノグラフ日本上陸

 (161263)

これとは別モデルだけど
さて、時計の方に本題を移すと、個人的に一番の話題は、この号の巻頭にも紹介されておりますが、パネライのクロノグラフでございます。
エル・プリメロを搭載した限定品のクロノグラフで、世界限定500本という希少性から、頼んでも手に入れられないと言われた覚えがあります。
まぁ、その前に買えませんが・・・。
ただ、この限定モデル。
なぜか、公式ホームページの1999年の限定モデルに掲載されていないんですよね。
何故だろう?
 (161264)

こちらも限定モデル
当時の日本では、まだ復活の次の年ということもあり、パネライの人気はそれほど本格化していなかったのですが、それでも、このクロノグラフの人気はなかなかのものだったようですね。

それもそのはず、エル・プリメロムーブ、40mmというサイズ感、横に並んだクロノ針、どこかしらデイトナに似た雰囲気を醸し出すそのデザインは、パネライに興味のなかった人たちにとっても、十分に魅力的だったんですね。

デイトナ黄金伝説

 (161265)

当時、噂されていた、自社製ムーブメント搭載のNewデイトナについて、公開されている特許の出願から徹底的にレポートされています。

また、手巻き式のモデルに始まる、デイトナの歴史についても詳細に書かれていて、手巻きのデイトナの生産が中止される80年代後半の業界の混乱についても書かれています。
自動巻きモデルが登場した当初、発売早々プレミア価格という異常ぶりではありましたが、思えばこの時からですね。

まともにデイトナが買えなくなっちゃったのは。

以降、デイトナに関しては、かなり値が下がった時期もあったものの、並行輸入品でも定価を割ったことはなかったのではないでしょうか。
 (161266)

エル・プリメロ搭載モデル
また、正規店でデイトナのステンレスモデルが普通に買えるという状況も、思えばこの頃からずっと実現されていません。

考えてみれば異常ですね。

もう30年近くもプレミア状態が続いており、最新の現行モデルも定価で手に入れることは、ほぼ、不可能です。

せめて、現行モデルは何とか定価で買えるようにして欲しいところですが、そんな要望はロレックスはお構いなしですからね。

エル・プリメロの真価

 (161267)

個人的に好きなモデル
この号では、ロレックスのデイトナがエル・プリメロを採用している関係からか、また、Newデイトナの発売が噂されている関係からか、エル・プリメロも特集されています。

ゼニスの社長にインタビューしている記事が掲載されているのですが、最近、こういう取材系の記事が載っている雑誌って少なくないですかね?気のせいかな。
ここでは、エル・プリメロ搭載モデルとして、レインボー・フライバックがおすすめされています。

確かに、このモデルは人気がありましたね。

当時、街中でつけている人も見かけることがありました。

個人的にはその名の通り、レインボーカラーのモデルが好きだったのですが、このタイミングでカラーリングがブラックに統一されたモデルが投入されたんですね。

スーツにも合うということで、とても人気が出たようです。
 (161268)

また、注目すべきは、エル・プリメロでフライバック機構を備えているのに、38万円(当時)という値段。

今となっては、考えられないですね。

残念ながら、現在は生産が終了してしまっているようですが、まだ在庫があるところは結構あるようです。

ただ、値段は100万円ほどしてしまうようですね・・・。

まとめ

 (161269)

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

古い時計雑誌を読み返していると、やはり感じるのはロレックスの人気の凄さ。

ブランドとしての素晴らしさなんて当然のことだからおいといて、モンスターなのは衰えぬ人気だと思います。

これだけ人気を維持しているブランドも珍しいですね。

およそ30年、ずっとプレミア価格って・・・。

会社としても何かしらの対応しろよと思うのですが、そんなこと、関係ないのでしょうね。

エルプリメロを出品・購入するならトケマー

関連する腕時計記事はこちらから

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

腕時計怪獣WatchMonster|腕時計情報メディア

関連する記事 こんな記事も人気です♪

身近な複雑機構 おすすめクロノグラフを選んでみたよ

身近な複雑機構 おすすめクロノグラフを選んでみたよ

機械式時計には複雑機構と呼ばれるいくつかの機構があるのですが、中には家が一軒建つくらいの超高級な腕時計も存在します。今回はそんな中でも比較的身近な存在であるクロノグラフについて、おすすめの時計を選んでいきたいと思います。
yusapapa | 7,675 view
理想的な腕時計について考えてみる

理想的な腕時計について考えてみる

高級ブランドの腕時計はたくさんありますが、みなさんの理想の腕時計ってどんなものでしょうか。デザイン、ブランドイメージ、機能性、工芸的な意匠など、選ぶ基準は様々ですが、今回は個人的に理想的な腕時計について考えてみたいと思います。
yusapapa | 10,790 view
【クロノグラフ】 それは男のロマン 厳選おすすめクロノグラフ

【クロノグラフ】 それは男のロマン 厳選おすすめクロノグラフ

機械式時計に興味をもった人にとって、クロノグラフに魅力を感じる方は少なくないでしょう。比較的手ごろに買える、複雑機構付きの時計ですし、デザイン的にもかっこいいですからね。今回はそんな男のロマンを感じるクロノグラフについて、おすすめの時計を選んでいきますよ。
yusapapa | 43,147 view
【時計雑誌を読み返す 19】自社製ムーブメントを搭載したデイトナ降臨!

【時計雑誌を読み返す 19】自社製ムーブメントを搭載したデイトナ降臨!

久しぶりの時計雑誌を読み返すシリーズ。今回は2000年の夏に発売された時計BeginのVol.20を読みながら、当時のことを振り返ってみようと思います。話題はやはり、自社製ムーブメントの開発に成功したニューデイトナ。ここからデイトナ人気がさらに過熱していくことになります。
yusapapa | 3,764 view
【ブランド探究】ゼニスの良いところ 悪いところ【エル・プリメロ】

【ブランド探究】ゼニスの良いところ 悪いところ【エル・プリメロ】

誰でも手の届く人気の複雑時計の機構と言えばクロノグラフ。クロノグラフといえば、エル・プリメロ。エル・プリメロと言えばゼニス。ということで、今回はゼニスに焦点をあてて、その良いところ、悪いところについて書いてみました。
yusapapa | 46,967 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

yusapapa yusapapa
腕時計専門のフリマ

フォトギャラリー

腕時計自慢フォトギャラリー
毎日入荷!お気に入りに追加!

Facebook

相互リンク

ロレックス買取専門の大黒屋