私の思い出の時計【エルメス（HERMES） ケリーウォッチ】

私の思い出の時計【エルメス（HERMES）ケリーウォッチ】

バッグだけでなく、Hウォッチ・クリッパーなど腕時計でも女性から支持を集めているエルメス。母のケリーウォッチの思い出話を少し。

ケリーウォッチのご紹介の前にコチラ

『エルメスのバッグと言えば・・・』でバーキンと同様に思い浮かぶのがコチラ、ケリーバッグ。

「内縫い」「外縫い」「ゴールド金具」「シルバー金具」・カラー・素材・サイズなどで様々な印象に変わります。
フォーマルからカジュアルまで自分のスタイルに合わせて選べるのも魅力の一つであり、また時代を経ても色あせないデザインなので、長く愛用できます。

いつか、こういうバッグが似合う女性になりたいものです。

ケリーバッグとは

元来ケリーバッグは、馬具メーカーに端を発するエルメスが、サドルバッグを婦人用に改良して1935年に発売したもので、当初は「サック・ア・クロア」という商品名で売られていた。ところが、1955年、モナコ公妃となっていたグレース・ケリーが、パパラッチを避けて、妊娠中の腹部をとっさに持っていたこのバッグで隠したところ、その写真が雑誌に掲載され、一躍その認知度が高まった。エルメスではこれに便乗して、モナコ公国の許可を得て、1956年、「サック・ア・クロア」を「ケリーバッグ」と改称したものである。（ちなみにファーストネームのグレースではなく、姓のケリーを用いたのは、公妃のイメージを守ろうとするモナコ側との妥協によるものだと伝えられる）
via ケリーバッグ - Wikipedia

グレースケリーとは

ヒッチコック作品『裏窓』

via www.amazon.co.jp

ハリウッド女優時代のグレースケリー。
初めて彼女を見た時、子供心ながらにすっごく綺麗な人だなぁと思いました。

この作中ではグレースケリーが持つハンドバッグからお泊まり道具がどんどん出てくるシーンがあり、「ドラえもんのポケットみたい」と思ったものです。

彼女のファッションもエレガントで素敵でした。

ケリーウォッチ

via item.rakuten.co.jp

南京錠をモチーフにして作られたデザインで、革ベルトにカデナ型の時計をつけるという個性的なモデルです。
時計部分はプラプラと揺れます。

ケリーウォッチの思い出

ケリーウォッチとの出会いは幼少期。
母が愛用していました。(画像と同じゴールドモデル)

もちろん、幼い私には【エルメス】など分かりません。
しかし、母の腕でプラプラ揺れている時計に興味津々。
そして・・・。
指で弾いて遊んでいました!!!
それはもう、おはじきのように何度も何度も。(笑)
子供の私にとっては、遊び道具だったんですね〜。
そんな娘の行動を怒ることなく、されるがままに遊ばせてくれていた母。
さすがは肝っ玉母さん！

大人になってあれは『ケリーウォッチ』だったんだと気付いた時は、母に「ごめんなさい」との気持ちでいっぱい…。

マル印の所をクルクル回すと外れます

via akiyose.com

時計とベルトを外しては着けて、外しては着けてと遊んでもいました。(笑)
自分の腕にケリーウォッチを着けさせてもらって遊んだ事もありましたが、何かしっくりこない。
(子供の腕にはちょっと重かった&片手でしか遊べない＝あまり楽しくない！)
やっぱり一番のお気に入りの遊び方は母の腕にある時計を右へ左へと指で弾く事だったんですよね。

今でも鮮明に覚えているということは、本当に楽しかったんだなぁ〜。

あなたのお好みでカスタマイズ

時計本体はGPモデルとSVモデルとあり、ダイアルの色は白・黒・ゴールドなど様々な色種類があります。
(Usedなら〜5万円位で購入可能)

ベルト部分は自分のお好みで選んで時計をちょこんとつければ、あなただけのオリジナル『ケリーウォッチ』の完成です。(子供の私にも外せたので、付け替えは簡単。)
ファッションや季節・気分に合わせていろいろ付け替えて楽しむこともできます。