機械式腕時計の不安
機械式腕時計のユーザーにとって、最も不安であり注意しなければならない点は、「故障」です。
クオーツ時計と違い機械式時計はゼンマイを動力として歯車が動かしています。
その為、取り扱いは丁寧に慎重にするのが基本になります。
クオーツ時計と違い機械式時計はゼンマイを動力として歯車が動かしています。
その為、取り扱いは丁寧に慎重にするのが基本になります。
機械式腕時計の故障
どんなに丁寧に扱っても、故障する時は故障してしまうものです。
故障した際は早めの修理を心掛けるのはもちろん、故障の前兆を感じ取った場合も早めのメンテナンスを実施することが、機械式腕時計を長く使う秘訣です。
次からは、Q&A方式で腕時計のトラブル対処方をご紹介します。
故障した際は早めの修理を心掛けるのはもちろん、故障の前兆を感じ取った場合も早めのメンテナンスを実施することが、機械式腕時計を長く使う秘訣です。
次からは、Q&A方式で腕時計のトラブル対処方をご紹介します。
ガラスが曇った
ガラスの内側が曇っている場合、時計内部への水分の侵入が考えられます。速やかに修理へ出しましょう‼︎
海での使用の場合
海で使用した後に曇った場合、海水の侵入が考えられ、緊急事態です。
海水が侵入すると、塩分で内部のフーブメントが錆びてしまい、最悪修理不能となってしまいます。
海水が侵入すると、塩分で内部のフーブメントが錆びてしまい、最悪修理不能となってしまいます。
ゼンマイを巻き上げても手応えがない
via mr-coo.com
ゼンマイを巻き上げても手応えがない場合は、ゼンマイ切れの疑いがある。無理に弄らずショップへ持って相談するのがベターだ。
時刻合わせで竜頭が固くて回らない
via mr-coo.com
竜頭が回らない場合、以下の事が考えられる。
①竜頭周りの汚れの固着
②歯車のズレや破損
③油切れ
①以外の場合は自分では対処出来ない。力任せに竜頭を回してもダメージが大きくなるだけなので、汚れの除去をしてダメならショップへ相談しよう。
①竜頭周りの汚れの固着
②歯車のズレや破損
③油切れ
①以外の場合は自分では対処出来ない。力任せに竜頭を回してもダメージが大きくなるだけなので、汚れの除去をしてダメならショップへ相談しよう。
時刻がすぐにズレる
時刻がズレるのは機械式腕時計の宿命だが、1日のズレで許容できるのは±15秒程度までだ。
それ以上のズレになると、ムーブメントの以上や油切れによって正常な動作が出来ない状態だと予想される。ショップへ相談しよう。
それ以上のズレになると、ムーブメントの以上や油切れによって正常な動作が出来ない状態だと予想される。ショップへ相談しよう。
内部でカチャカチャ音がする
腕時計が正常に動作しているのに、内部で異音がする場合は、ケース内部で、部品の緩み、外れが考えられる。
その他の部品の破損の原因になりうる為、早めにショップへ持って行こう。
その他の部品の破損の原因になりうる為、早めにショップへ持って行こう。
回転ベゼルが回らない
via h-watch.info
回転ベゼルが回らないのは、主にベゼル内側に詰まった、ゴミや汚れが原因と考えられる。
爪楊枝やセーム革で汚れを除去してみよう。それでも回らないようであれば、メンテナンスに出すのがいいだろう。
爪楊枝やセーム革で汚れを除去してみよう。それでも回らないようであれば、メンテナンスに出すのがいいだろう。
ストップウォッチが作動しない
via kakaku.com
日常的にクロノグラフの機能を使っているひとはあまりいない。
その為、普段動かされないクロノグラフ機構は、油の固着や劣化により不具合が出る事が多い。
他の部品に影響がでるので、早めにショップに持って行こう。
その為、普段動かされないクロノグラフ機構は、油の固着や劣化により不具合が出る事が多い。
他の部品に影響がでるので、早めにショップに持って行こう。
故障の確率を下げるために
油の固着による故障が多い為、 1ヶ月に1度は動作させるようにすると、故障の確率が軽減される。
また、クロノグラフ機構は繊細に出来ている為、過度な使用を避ける事がベターだ。
また、クロノグラフ機構は繊細に出来ている為、過度な使用を避ける事がベターだ。