2017年1月22日 更新

ロレックス オールド サブマリーナ Ref.5513の魅力

1962年~1989年の長期間製造のサブマリーナ『Ref.5513』。マイナーチェンジを繰り返しながら約30年にわたるロングセラーとなった歴史的モデルでございます。ダイヤルバリエーションも多く、ドーム型プラ風防やインデックスの雰囲気等、現行とはひと味違う『Ref.5513』。今回はそんなオールドサブマリーナの中でも特徴的なモデルのご紹介です。

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長期間製造のロングセラーモデル

ロレックス サブマリーナ Ref-5513 Brown gilt(RS-51/1966年) | ロレックス・スポーツ | VINTAGE WATCH - LIBERTAS:リベルタス (35926)

生産期間が約30年間とロレックスの中でもロングセラーモデル。長期間の製造であった為、様々なマイナーチェンジが行われ、ダイヤルバリエーションが多いのも特徴の一つ。

Ref.5513のインデックスには、メタル枠の有無があり、「フチなし」・「フチあり」に大別され、特に前期ダイヤルにあたる「フチなし」には、ミニッツサークルやミラーダイヤル、メーターファーストなどのレアポイントが多数存在する。また、初期生産分のケースには、先端が鋭角でシャープなラインのポインテッドクラウンガード(PCG)が備えられていた。このように進化の過程が垣間見られるディテールは、希少性が高く、コレクターを中心に人気も高い。
フチありインデックス

フチありインデックス

フチなしインデックス

フチなしインデックス

主なマイナーチェンジ

Curated Rolex 5513 Maxi Mk1 Submariner for sale (35557)

〇ダイヤル

1963年頃:ミニッツサークル+ミラーダイヤル

1965年頃:ミラーダイヤル

1967年前後:
・マットダイヤル(初期):上段「200m-660ft」、下段「SUBMARINER」
※防水表記がメートル/フィートの順になった通称「メーターファースト」
・マットダイヤル(中期):上段「660ft-200m」、下段「SUBMARINER」
※防水表記の下にモデル名がプリントされた通称「下サブ」

1970年代後半:
・マットダイヤル(後期):上段「SUBMARINER」、下段「660ft-200m」
・マキシダイヤル:ドットインデックスが通常より大きい文字盤
※中でもドットインデックスと分目盛りがくっついたダイヤルを「ロリポップ」と呼ぶ。

1985年頃:インデックスにメタル枠が付き、後継機種Ref.14060に近いデザインとなった。(通称:フチあり)

〇ムーブメント

1964年頃:Cal.1530(毎時18,000振動)からCal.1520(毎時19,800振動)へと変更

〇ブレスレット

1963~1960年代半ば:リベットブレス(No.7206)+フラッシュフィット(No.80)
1960年代半ば~1970年代半ば:巻きブレス(No.9315)+フラッシュフィット(No.280)
1970年代半ば~1970年代後半:巻きブレス(No.9315)+フラッシュフィット(No.380)
1970年代後半~:ハードブレス(No.93150)+フラッシュフィット(No.580)

〇リューズ

1970年頃にツインロックリューズからトリプロックリューズに変更した事で、リューズのデザインが変更された。

ミラーダイヤル 

ロレックス ミラーダイヤル - Gilt Dial | Watchpedia (35558)

ミラーダイヤルとは、1967年位までの製造モデルに存在した艶のある文字盤のこと。鏡のように輝きがあることから名付けられたものであることが想像出来る。
文字盤の艶以外の特徴としては、文字盤に記載されたロゴ等が、ゴールドでペイントされている点である。(マット調の文字盤は、ホワイトでペイントされている。)
材質上ミラーダイヤルは経年変化によるクラック(ひび割れ)が入りやすく、当時の艶が殆ど残っていない物も多い。コレクターの間ではクラックが入っている状態が本物のミラーである一つの証拠と考えられている。
尚、このクラックに関しては、塗料がラッカー系かニス系かによる違いではないかという説もある。1950年代半ばから1950年代後半にかけて使用された比較的塗りの薄いラッカー系には、クラックが入ったものが多く見られるが、1950年代後半から1960年代半ばに使用された塗りが厚いニス系には少ないことが確認されている。
更に、ミラーダイヤルの外周部に沿う形で円を描くようにラインの入ったサークルミラーとサークルがない通常のミラーが存在し、サークルミラーのタイプはその生産が1963年位までであると推測される。数年前からミラーダイヤルに対する人気は高く、ミラーかノーマルダイヤルか、更にはサークルミラーか通常のミラーかといったダイヤルの違いによる価格差は大きい。
激レア369ミラー

激レア369ミラー

ミニッツサークルミラー

ミニッツサークルミラー

ロレックス サブマリーナ Ref-5513 Brown gilt(RS-51/1966年) | ロレックス・スポーツ | VINTAGE WATCH - LIBERTAS:リベルタス (34902)

ブラウンミラー
ミラーダイアルも種類が色々あります。
このブラウンミラー、雰囲気出てますね~。
もはや芸術です。

メーターファースト

激希少メーターファースト1967年★ロレックス サブマリーナ 5513 (34869)

Montre rolex submariner 5513 1967 meters first dial unbelievable condition (102477)

ダイアル上の記載が通常の『660ft=200m』とは逆の『200m=660ft』のメーターファースト表記のサブマリーナ。

因みに最初期から『200m=660ft』⇒『660ft=200m』と表記され、
最後にSUBMARINERの文字が660ft=200mの上に来るのが最終型。

トロピカルダイヤル

 (34879)

3Mレポートの画像|エキサイトブログ (blog) (34878)

経年変化でマットなブラウンカラーに変化した文字盤・ベゼルシールを持つ
通称『トロピカルダイヤル』
1967年前後のマットダイヤルに多いみたいです。
滅茶苦茶カッコイイですね!
なかなか出てこないレアものです。
私も欲しいです。

軍サブ

Military Submariner / *Visionary Tokyo / Ring of Colour (35563)

サブマリーナ Ref.5513a (35567)

軍サブといえば、古くからファッション関係者からも人気を誇るサブマリーナのひとつで、基本的には5513をベースに「専用デザインの3針」「全周刻みベゼル」「文字盤にトリチウムを表す Tマーク」「固定式のバネ棒」「裏蓋に刻印」などの特徴をもつ軍用モデル。

リファレンスは専用の5517を与えられたもの、5513のままのもの、5513/5517 というダブルリファレンスのもの等のバリエーションがあり、かなり奥が深い世界となります。
レアサブの代表格といえば軍サブ。マニア垂涎のモデルですね。文字盤の6時側のTマークとアロー針がカッコ良すぎです。0552はイギリス海軍、923-7697はダイバーを示し、 ブロードアロー刻印下の数字は支給ナンバーと支給年を示しているみたいです。回転ベゼルは15分まで1分刻みのモデルがイギリス海軍に支給されたモデルで、全周1分刻みがイギリス海兵隊に支給されたモデルとのこと。全刻みベゼルが醸し出す圧倒的な存在感は激ヤバでございます。

ロリポップダイヤル

Maxi dial mark 3 lollipop dial submariner with box & papers, Rolex Submariner (non date) watch for sale (102479)

ロレックス サブマリーナ Ref.5513 LOLIPOP | 希少なブランド時計の販売・買取・委託 吉田屋時計 (34916)

1979 Superb Rolex Maxi Submariner 5513 MK3 Lollipop — LunarOyster- Buying and Selling Vintage Rolex, Omega Moon Watches, and Modern Luxury Watches (102478)

通常のインデックスよりも若干大きいのが特徴的な『マキシダイヤル』。
マキシダイヤルもマニアの方々によりマーク1~マーク5まで分類されているみたいです。

そんなマキシの中でも比較的数が出てこないのがマーク3『ロリポップ』と呼ばれる、
あめ玉ダイヤル。
インデックスと分の刻みがくっついている所が特徴的ですね。
インデックスが大きくなるだけで迫力が増します。
このダイヤルは人気があります。

スパイダーダイヤル

ロレックス サブマリーナ Ref5513 84年製 スパイダーダイアル 箱/保証書付 USED 211215007 (34937)

【楽天市場】ロレックス サブマリーナ Ref.5513 モザイクスパイダーダイアル 1988年【中古】【アンティーク】【メンズ】:アルファオメガ (35568)

インデックスに縁ありの後期型ダイヤルにクラックがたくさん入った文字盤を 『スパイダーダイヤル』と呼びます。中でもクラックが大きく分かり易いほうが人気があるとの事です。光の角度により、蜘蛛の巣のように見えるのが魅力的ですね。
ただこの年代の物はだいたいクラックが入っている印象なので、
クラックなしの個体の方が貴重な気もします。

まとめ

今回はレアモデルの紹介ばかりでしたが、
5513はフチなし、フチあり問わず魅力あふれるモデルだと思います。

比較的中古市場でも出回りが多く、
まだまだ自分好みの個体を見つけるチャンスはあると思います。

ただアンティークはパーツのオリジナル性、ケースの状態やベゼル・インデックスの焼け具合、文字盤の経年変化など個体差があり、自分好みの個体を見つけるのは苦労しますね。

未研磨に越した事はございませんが、
程よく磨きの入った多少丸いケースも、
それはそれでありでしょう!

アンティークで全て完璧のモデルを探すのは本当苦労しますので、
どこか妥協する事も必要なのかな~なんて思います。

プラ風防の4桁サブマリーナは本当にカッコイイですよ。
是非自分好みのオールドサブマリーナを見つけて下さい!
 (36569)

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