2016年12月21日 更新

【人気モデルの歴史】ロレックス エクスプローラーⅠについて調べてみました

ドラマ「ラブジェネレーション」で木村拓哉さんが着用したことで、一時はプレミア価格で取引されたというロレックス・エクスプローラーⅠ。 実は、1953年に初代モデルが完成していました。初代モデルはRef.6150ともRef.6350とも言われていて、 はっきりとしたことは今だに分かっていません。 今回は、Ref.6150初代説に沿って説明していきます。

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●Ref.6150(1953年〜) Cal:A296

Rolex Explorer 6150 - for sale at  Watch Club, 28 Old Bond Street, Mayfair, London (920)

初代モデル候補の一つです。防水性は50m(現行は100m)ですが、36mmのケースサイズ、インデックスの3・6・9、通称・ベンツ針と呼ばれる短針は、現行モデルと変わらないデザインです。

●Ref.6350(1953年〜) Cal.A296

 (923)

こちらも初代候補のモデルで、初めてカタログに掲載されました。
現行モデルとは異なるペンシル針と呼ばれる短針ですが、ベンツ針やリーフ針など様々なモデルが確認されています。
ロレックスのデザインに対するこだわりが伝わりますね。Ref.6350を初代モデル、Ref6150をプレモデルとする人が多いようです。

●Ref.6610(1954年) Cal.1030

Rolex, Ref.6610, Explorer, with gilt and red depth rating (50m=165ft) : アンティコルム - www.antiquorum-japan.com (95590)

ロレックス初の、両方向巻き上げ式ローターを採用しました。36mmのケースサイズや50m防水は、Ref.6150やRef.6350と変わりません。

●Ref.5500(1958年〜) Cal.1530/Cal.1520

 (929)

このRef.5500はいわゆるエクスプローラーⅠの本流というよりは派生モデルです。
ケースサイズが34mmと2mm小さいため、通称・エクスプローラーボーイズと呼ばれています。
当時のエアキングをベースに、1970年頃まで製造されていたと言われています。

●Ref.1016(1963年〜) Cal.1560/Cal.1570

 (932)

現在のエクスプローラーⅠのスタイルを確立したと言われるモデルです。
防水性が100mまで進化、ムーブメントもハイビート化して高精度になりました。
夜光塗料も輝度がアップして、後継機種の礎を築いたといってもいいでしょう。
リューズを引くと秒針が止まるハック機能が前期モデルにはありません。
後期モデルになるとハック機能が搭載されました。前期・後期モデルを合わせると、約30年続くロングセラーモデルです。

●Ref.14270(1990年〜) Cal.3000

 (935)

インデックスの周りにメタルフレームが付き、風防にはキズが付きにくいクリスタルサファイアガラスが採用されました。
大幅にデザインが改良され、現代風なデザインに生まれ変わりました。

●Ref.114270(2001年〜) Cal.3130

 (938)

デザイン自体はRef.14270と大きな違いはありません。
ムーブメントがツインブリッジ式となり、精度がさらに向上されました。
ケースとブレスレットを繋ぐフラッシュフィットが一体型になり、ガラスの6時位置にクラウンマークの透かしがつけられました。
夜光塗料がトリチウムからルミノバへ素材変更されました。

●Ref.214270(2010年〜) Cal.3132

 (941)

現行モデルがRef.214270です。大きな違いは3mmアップしたケースサイズです。
36mm径というエクスプローラーの長く続いた伝統が破られたモデルです。
39mmへと大型化したため視認性が向上しました。
ムーブメントには、自社開発したパラクロムヒゲゼンマイを搭載したCal.3132が搭載されました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
Ref.5500までは派生モデルや限定モデルもたくさん存在するようですが、
最も一般的なモデルを紹介しました。
逆をいえば、それだけエクスプローラーⅠの開発、そして改良に向かって当時のロレックスがいかに試行錯誤を繰り返していたか、ということなのかも知れません。

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