2017年1月10日 更新

見た目はただの地味なおっさんの時計!? パテック・フィリップ カラトラバってどんな時計?

世界三大時計ブランドの頂点に君臨するパテック・フィリップ。 パテックフィリップを代表するのが『カラトラバ』です。 誕生以来、根強い人気があるモデルでもあります。 各モデルのスペックも紹介していきます。 ※記載定価は2016年10月現在の価格です

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パテックフィリップとは

1839年に創業。175年以上の歴史をもつスイスの世界三大時計メーカーの一つ。
経営者のアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとジャン-アドリアン・フィリップの
二人の名前を取ったのが社名の由来です。
2009年からは独自の品質基準、PPシール(パテックフィリップシール)を設けており
世界最高の品質を保っています。
また、100年以上前に制作されたどんなに古い時計や、正規・並行品でも関係なくパテックフィリップの商品であれば「永久修理」宣言をしている。
メンテナンス体制が万全なので一生ものの時計として選ばれることも多い。
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そんなパテックフィリップの中でも歴史と人気ある時計が、『カラトラバ』です。
カラトラバは1932年に初代のモデルが誕生してから現在に至るまで、
基本的なデザインはそのままで、素材やムーブメントを改良するなどして年々進化していってます。

カラトラバ 5196 シリーズ

初代モデルRef.96

初代モデルRef.96

5196J-001

5196J-001

型番 5196J-001
イエローゴールドケース素材
手巻き Cal.215 PS
ケース径 37mm
振動数 28,800
パワーリザーブ 40時間
30m防水
参考定価 2,440,800円
カラトラバを語るうえで、絶対に欠かすことができないのが、
パテックフィリップを代表する1932年に発表された、Ref.96、通称『クンロク』です。
Ref.96は1932年から1970年位まで製造された大人気モデルでもあります。
そんな『クンロク』の遺伝子を、誕生から80年以上経った現代に受け継いだのがRef.5196です。
見て分かるように、ラウンド型・2針・バーインデックスの究極のシンプル時計です。

並行品や中古品であれば、200万円以下で購入できて、パテックフィリップの中でも比較的安い
モデルなのでパテックフィリップの入門モデルでもあります。
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実際、手に取ってみたことがありますが、ケース径37mmはデカ厚時計が流行っている
現代では、人によって物足りなさがあるかと思います。
また、手巻きモデルにかかわらずリューズが少し小さく巻き上げにくいので、
毎日巻き上げる事を考えると不便だと思います。
あと、現行のパテックフィリップには珍しく、裏スケ仕様ではないのが残念です。
とても複雑で手の込んだ素晴らしい装飾や仕上げが施された、
パテックフィリップのムーブメントを堪能できないからです。
5196P-001

5196P-001

イエローゴールド素材の他にも、
ローズゴールド・ホワイトゴールド・プラチナ素材があります。
プラチナモデルだけバーインデックスではなく、ブレゲ数字文字インデックスで、
スモールセコンド部分にも、アラビア数字が印字されています。
ケースの色味が違うとだいぶ雰囲気も値段も違いますね。

参考定価
イエローゴールド 2,440,800円
ローズゴールド 2,667,600円
ホワイトゴールド 2,667,600円
プラチナ      4,492,800円

カラトラバ 5296 シリーズ

5296R-010

5296R-010

型番 5296R-010
ローズゴールドケース素材
シースルーバック仕様
自動巻 Cal.324SC
ケース径 38mm
振動数 28,800
パワーリザーブ 45時間
30m防水
参考定価 3,283,200円
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見た目はRef.5196に似ていますが、大きな違いは、
ケース径38mm・自動巻・3針・裏スケ・デイト表示・センターセコンドに変更されていることです。
自動巻きになったことで、毎日ゼンマイを巻く必要がなくなり、
よりデイリーユースに向いた時計に変わりました。
また、内臓されているキャリバー324SCは多くの現行の3針モデルにも搭載されている
自社生産ムーブメントで精度も良いので安心感があります。
ただ、スモールセコンドがないとクンロクって感じがしないので、少し悩みどころです。
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イエローゴールドモデルは存在せず、ローズゴールドとホワイトゴールド素材のみ。
バーインデックス以外に、上記のような目盛りがついたトリプルサークル文字盤もあります。
文字盤の違いによって値段の差はありません。
一番カラトラバらしいイエローゴールドモデルがないのが残念です。

参考定価
ローズゴールド 3,283,200円
ホワイトゴールド3,283,200円

カラトラバ 5227 シリーズ

5227J-001

5227J-001

型番 5227J-001
イエローゴールドケース素材
シースルーバック仕様(インジブル・ヒンジのオフィサーケース)
自動巻 Cal.324SC
ケース径 39mm
振動数 28,800
パワーリザーブ 45時間
3気圧防水
参考定価 3,996,000円
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2014年に登場したモデル。
ケース径39mm、ケースが比較的分厚いです。
一番の特徴は、一見普通の裏蓋に見えますが、
開閉可能なインジブル・ヒンジ(見えない蝶番)のオフィサーケースです
普段はムーブメントが隠れていますが、見えない仕掛けを開けるとムーブメントが楽しめる
ユニークなデザインの時計です。
蓋の内側を鏡面仕上げにすることにより、蓋が鏡のような役割をはたしてムーブメントが映り込む
という仕掛けがあります。
ただ通常の裏蓋とは違い、製造するには手間と時間がかかるので、全体的なデザインの割に
若干割高になってしまいます。

Patek Philippe: Case with invisible hinge - YouTube

インジブル・ヒンジの製造工程動画
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イエローゴールド素材の他にも、
ローズゴールド・ホワイトゴールド素材があります。

参考定価
イエローゴールド 3,996,000円
ローズゴールド 4,212,000円
ホワイトゴールド4,212,000円※黒文字盤も同額
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こちらは2015年に新たに追加されたモデルです。
黒文字盤のホワイトゴールド製です。
今までのカラトラバにない色味で多少違和感を感じるのは私だけでしょうか?
あまりカラトラバらしくないような気がします。
くりーむしちゅーの有田さんが着用していますね。

カラトラバ 5123R-001 【生産終了品】

5123R-001

5123R-001

型番 5123R-001
ローズゴールドケース素材
シースルーバック仕様
手巻き Cal.215PS
ケース径 38mm
振動数 28,800
パワーリザーブ 45時間
30m防水
参考定価 3,034,800円
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こちらは2012年に登場し、現在は生産終了品のRef.5123です。
パテック フィリップ・ミュージアムにある1950年代のモデルを元にデザインされています。
素材も、文字盤のデザインもこの1種類のみです。
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正面から見ると特に特徴のない時計ですが、側面から見ると
ラグの長さが極めて短く、ベゼルがフラット状になった薄いラウンド型時計です。
革ベルトの幅も他のモデルにくらべると細目に出来ていて、よりクラシックな印象があります。
この形状にすることによって腕に着けた時に抜群の装着感を生むそうです。

たしかに私も試着させてもらったことがありますが、とても着け心地がよかったです。
また手巻きの裏スケ仕様なので、隅々まで美しいムーブメントが見られるのうれしいです。

個人的に思ったのはケース径38mmあるのですが、実際着けると意外に小さく感じます。
手巻きのスモールセコンドモデルなら、パテックらしいRef.5196を買った方が良い気します。
ただ、生産終了品でただでさえパテックフィリップの時計は生産数が少ないので、
今のうちに購入しておけば、もしかしたら相場が上昇するかもしれませんね。

カラトラバ 5120 シリーズ

5120J-001

5120J-001

型番 5120J-001
イエローゴールドケース素材
シースルーバック仕様
自動巻 Cal.240
ケース径 35mm
振動数 21,600
パワーリザーブ 48時間
30m防水
参考定価 2,689,200円
今まで紹介してきた中で一番シンプルなデザインです。
秒針なしの2針・ローマ数字インデックス・ベゼルにクルドパリ装飾
マイクロローター搭載したクラシックな雰囲気が漂うモデル。

ケースも見て分かるように極めて薄く、装着感も良さそうです。
ただシンプルすぎるので、200万円以上する時計に見えなく、少し物足りない感じがします。
正直、時計を知らない人から見たら、1000円位で売っているおもちゃの時計と
間違われる可能性大です。
しかも、若い人たちに流行っている『ダニエルウェリントン』にも少し似てますからね。
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表面はとてもシンプルですが、その分裏面は派手目な感じです。
とんねるずの番組で、バナナマンの設楽さんがYGモデル、
おぎやはぎの小木さんがWGモデルを試着して数十秒で購入したことでも有名です。
200万円オーバーする時計を秒で購入しちゃうなんてヤバイですね。
私なんか、ノーチラスを買う時は2.3ヶ月位悩みましたからね。

参考定価
イエローゴールド 2,689,200円
ホワイトゴールド2,883,600円

カラトラバ 5119 シリーズ

5119R-001

5119R-001

型番 5119R-001
ローズゴールドケース素材
シースルーバック仕様
手巻き Cal.215PS
ケース径 36mm
振動数 28,800
パワーリザーブ 45時間
30m防水
参考定価 2,613,600円
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Ref.5119は簡単に言うと、上記のRef.5120に針の形状・手巻き・スモールセコンドを搭載の
違いがあるようなモデル。←めちゃくちゃざっくり言ってます。
スモールセコンドがあるだけでだいぶ印象が変わります。
こういうシンプルでレトロな雰囲気がある時計は、50代以上の雑誌レオンに載っているような
ダンディなおっさんが着けるのにふさわしい時計でしょう。

表面はシンプルすぎるのであまり好みではないですが、
裏面から見るムーブメントのゴチャゴチャ感が僕は好きです。
ちなみにこのモデルは、芸人のハライチの澤部さんがとんねるずの番組で購入してます。

参考定価
イエローゴールド 2,613,600円
ローズゴールド 2,613,600円
ホワイトゴールド2,613,600円

まとめ

今回紹介した中に気に入ったモデルはありましたか?
正直、値段だけではなくかなりクラシックな雰囲気があるので、40、50代以上向けの時計です。
画像や言葉だけではカラトラバの良さは伝わらないので、一度実際に試着してみてください。
※紹介したモデルは、比較的ブティックに並んでいる確率が高いです。
一度着ければ、カラトラバの良さを実感できると思います。
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